これまでのパラダイムと今後のパラダイムの違いに基づき、プロセスを変革し、具体的なコアプロセスヘと導くための中心的な考え方を示して行く。コアプロセスの変革は、言うまでもなく単なる業務の合理化や効率化ではない。変革によって、その会社が持つコアコンピタンスが、より一層市場・顧客に対して強く打ち出される形にならなければならない。ところで、そのコアコンピタンスを探そうにも、自社のコアコンピタンスが何かなどということは、すぐに判然とするような性質のものではない。かといって、コアコンピタンスなどないという会社は存在しない。保険会社であれば、その大きな組織の中に、多くのノウハウ、才能が断片化して存在しているはずである。ただ、既存の組織役割分担の壁を越えてはなかなか表には出難い。それは、保険会社であればその道のプロとして組織の中に、商品・リスクにかかわる専門性、事務処理にかかわる専門性、販売網構築維持にかかわる専門性、保険金支払査定にかかわる専門性などさまざまな専門性が存在しているはずである。しかしながら、残念なことにそれらの専門性が、単品としてはパワフルに機能しているが、全体が行機的に結合された形では必ずしも機能していないという場合が多い。コアプロセス変革は、「組織内に高度な専門性を統合し、部署、あるいは特定の人たちの断片的な力を組織の力に高め上げる」、すなわち今の組織内のさまざまな部署が関与するプロセスを一度バラバラにして、市場・顧客が何を求めるかという視点でアラインメント(整列させる)するということである。
[参考サイト]
自動車保険の一括見積もり
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