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香水のネーミングに象徴されている

ここ五年間くらいのうちに発売された香水のネーミングと香りが気に入っているものでは、ティエリーミュグレーの「エンジェル(天使)」、ギーラロッシュの「ジェオゼ(私が私であるために)」、そして、クリスチャンーディオールの「デューン(砂丘)」、「ドルチェヴィータ(甘い生活)」、「ファーレンハイト(華氏)」、シャネルの「エゴイスト(利己主義者)」、ゲランの「サムサラ(輪廻)」などは、その名前も香りも、大変気に入っています。

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いかにも女性が好みそうな名前ではないという点で、です。結果的には異性を意識した名前なのですが、恋愛模様を安易に印象づけていないところが現代的なのではないでしょうか。現代は男性も女性も恋愛至上主義ではないはず。恋愛以前に、人としてどう自分の人生を彩るのか、また自分らしさとは何かを探し始めたのではないでしょうか。香りも、異性に対して影響を与え、魅力的に演出する道具という概念が薄れてきました。あの人のための香りから、自分の人生にとってひとつの価値観を表現するものとなったのでしょう。それが、大変気に入っている香水のネーミングに象徴されているのです。