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偏差値と合格の“安全性”

教え子には合格を皆勝ち取ってほしい。まっとうな塾講師なら必ずやそう思っているはずだ。「ダメならうちの塾の高校受験部へ」などという金儲け優先の塾は論外だが、中学受験に力を入れている塾講師であれば皆そう思っている。しかしながら、一部の父兄や時には子どもとも温度差が生じてしまうこともある。絶対に合格切符を得られるであろう、合格圏内にある安全校を勧めても、「そんな偏差値の低い学校は行かせたくない」と言う。確かに八割方の子はソコソコの受験校で合格できる。しかし、なかには試験当日に調子が出ず、普通なら合格できると思える学校にも落ちてしまうことがある。もちろん偏差値だけでなく、過去問演習などでも手応えがあったにもかかわらずだ。そうなったときに、本当に「ダメなら公立でいいや」と割り切れる親は案外少ない。だからこそ親身になっている塾ほど一校は安全校を入れるように指導する。中学受験を生業とする人には常識だが、意外と親が気づいていない、あるいは気づこうとしていないことをいま一度確認しておきたい。

[参考教育サイトのご紹介]
四谷学院個別指導教室
http://yotsuyagakuin-kobetsu.com/